銀行口座について

合同会社の設立と銀行口座について


合同会社の設立は近年増加の一途をたどっています。その背景には会社設立の手続きの簡素さ等が挙げられます。既に個人事業として何らかの事業収入があったり、自営業として何らかの業務を行っている場合には合同会社という仕組みに乗るのが税制上でも責任問題からも大きなメリットがあるのです。
そのため近年では個人事業の法人化を含めたスモールビジネスの合同会社化が進んできました。

この合同会社を設立するためにはその会社所在地を管轄する法務局に必要書類を届け出る必要があります。いくつかの書類がありますが、主だったものとしては会社の定款を作成することの他に印鑑証明用の印鑑を作ること、そして事業用の銀行口座を作ることなどが挙げられます。

これらは株式会社を作る場合でも同様の手続きが必要になりますので特別な手続きではありません。

まず定款に関してですが、株式会社に比べて非常に簡素に仕上がっています。合同会社用の定款の場合はインターネット上に雛型が存在しており、会社を作ろうとする人はそれを加工して定款を完成させることが出来る仕組みになっています。

法的にはこれで十分ですが、合同会社の場合は自由度が高い組織であるため定款に記載することでしか決めごとを作ることが出来ないという場合があるのです。
もしも何らかの心配があるのであれば定款を作る際に専門家に相談するのが良いでしょう。定款というのは後から変更しようとすると何かとお金がかかるものなのです。

次に印鑑ですが、会社の大切な印鑑ですので相応の物を作る必要があります。会社の印鑑証明用の印鑑には決まりがあり、その条件を満たしている印鑑である必要があります。そのため文具などを取り扱う業者に直接依頼をかけるのが良いでしょう。

会社設立用の印鑑セットとして代表印、銀行印、角印の3種類をオーダーメイドで作ってくれる仕組みがあります。規格にあった印鑑でなければ受理されませんので会社の印鑑とはっきりと伝える必要があるでしょう。

最後に銀行口座ですが、事業資金を払い込んでいることを証明するために必要になります。会社設立後は法人名義の口座を開設することが出来るようになりますのでそれまでは個人の通帳を利用するしかありません。

その他の生活資金と混ざってしまうと説明が難しくなりますので出来れば専用の物を作りましょう。そうして実際に振り込めば金融機関側から払込の証明を受け取ることが出来ます。これらの資料を揃えて法務局に持っていく必要があります。